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2016年2月16日 火曜日

不在にして参加している国際セミナーって?

診療の傍らセミナーの通訳をやっております(現在お休み中)。
日本の獣医療も相当進んでおりますが、やはり海外、特にアメリカの獣医療には10年劣ると言われてきておりまして、定期的に海外講師を招いて獣医学のセミナーが開催されます。

通常2ヶ月前くらいにセミナー資料の原稿が届きますので、ここからまず翻訳が始まり、3週間ほどで仕上げ、締め切り間に合った~!っと安堵するも、追い打ちのセミナースライドが届きますので、これを暗記する勢いで眼を通し、最後は1日かけて海外講師と打ち合わせをして、3日間のセミナーに望む訳です。
(といっても私は診療や家庭の都合や能力不足により最長2日間しかやりませんが)

通訳者って原稿を訳して事前にスライド見て更に講師の言うこと復唱するんだから、もはや専門医だね!と言われますが、、。
そりゃそうです!各分野の専門医の知識を一様に持ってるんですから~!、、、覚えてればね。
でも見事に忘れます。1週間で半分忘れます。
診療していて、あ、この場合はどうするんだっけ?の時、講師が言ったことは覚えておらず、スライドのあそこに書いてあったな~という形で覚えているので、記憶はあっても知識はないということです。

ところで翻訳というものはそれぞれの専門分野にそれぞれ特有の言い回しや訳法があります。獣医領域の翻訳にも、その分野ならではの特有の言い回しがあります。例えば、、

owner→飼い主?飼主?オーナー?
patient→患畜?患者?でも人ではないし、、?
犬や猫は1匹?1頭?

皆さんはどう訳されますか?
答えは、、、、次回!(引っ張るね~~)

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